永遠の少年子供がその影を親にまったく押しつける場合も良くある。子供はやりたい放題の事をして、 母親はひたすらそのしりぬぐいをさせられている。 これは大なり小なり母子のパターンとして生じる事が有るが、 それは大人に成っても持ち越されたり、程度がひどく成ってくると、 そこには「永遠の少年」の元型が働いている事が感じられるのである。 少年は自分の影を自分で背負う事をしない。 自分の影の存在にすら気付いていない事もある。 とこんなところが第一章 「影」の抜粋です 人にはその存在を無意識に押し込めている「影」があり それには普遍的なものと、個人的なものの2つがある それは、イメージとして現れることがありその代表が「夢」である また、自分自身が不快に思ったり、違和感を感じる他人の行動や言動にも そのヒントが有る 自分自身の無意識にある「影」を知ることで 今感じている漠然とした想いを少し理解できるのではないでしょうか この抜粋は文庫本310ページの66ページ分です 興味があればお読みください |